新たな取り組み
現在農業生産部では約40haの農地を耕作しております。
その中の瑞穂地区の一部の水田(約6ha)においては、区画整理工事の完了とともに新設備を用いての稲作を行います。
多機能型自動給水機と自動給水電子制御システムといいます。
スマートフォンやタブレットなどの電子端末から、遠隔監視・操作によりバルブの自動開閉を設定し、
スケジュールを組んでの給水や上限水位での止水、雨天時での必要以上の給水防止など
様々な水管理を見える化、徹底化することができる設備です。
今までの水管理では深水という常に多めに水を溜めて管理しておりました。
深水では、投入した肥料がすぐに流れていったり、植え方が浅い苗が流れ欠株となってしまう状況でした。
また、水面と水底とでは温度差が生じてしまい生育が遅れてしまうことにつながります。
新設備の導入で浅水管理ができるようになり、
・水面が低いので水温が上がる
・肥料が吸収されやすくなり成長促進になる
・活着がよくなり、丈夫な根と茎ができるので倒れにくくなる
などお米の成長を促す効果が期待されます!
その他の農地においても順次対応していく予定です。
当社では今後もICTを活用したスマート農業や建設工事に取り組み、次世代の新技術を取り入れつつ
農業・建設業どちらにおいても、よりよいものづくりに励みお客様に提供して参ります。
今後ともお力添えの程よろしくお願いいたします。
2022年04月08日 16:00