
農業への取り組み
「農業は自然豊かな里山のメンテナンスでもある」
奥能登では過疎化・高齢化による担い手不足のため離農が相次ぎ、耕作放棄地が拡大しています。
その耕作放棄地の再生を目指す取り組みとして、地域の皆様の協力の下、平成25年度より農業生産部を立ち上げました。
世界農業遺産である「能登の里山」の景観を保持し、耕作放棄地の再生・保全を目標に、水稲と里芋の栽培を行っています。
農作物の栽培により、この豊かな能登の自然を守りながら、農にまつわる多面的な活動のひとつ一つがつながり、輪となり循環していくことで、つくる人と食べる人、人と自然の距離が近い「自産自消」のできる社会を目指し取り組んでいます。