ブドウの摘心・摘房作業
5月下旬より実が付き始めたぶどうですが、以前ご紹介した時よりも少し大きく成長していました!本日はぶどうの摘心・摘房・ジベレリン処理作業を行っています。
摘心作業とは、地面からの栄養分を少しでも多く果実まで届けるために葉や茎を切り落とし、
養分が枝分かれしてしまうのを防ぐ作業のことを言います。
摘房作業とは、果実をバランスよく肥大させるために形や実の数を整えてあげる作業のことを言います。
どちらも大切な作業でどちらかが欠けていると美味しいぶどうには成長しません。
実が付き始めたタイミングでどの枝を残すか、どの果実を残すかを見極めることが美味しいぶどうを作るうえでの重要ポイントといえます。
摘心・摘房作業と同時にジベレリン処理を行っています。
ジベレリン液と呼ばれるものにぶどうの果実をつけることで成長を促す効果があり、果実肥大化や種無しのブドウができるなどの効果があります。
ジベレリン処理はブドウが開花受粉をむかえる満開前と満開後の2度にわたって行います。
(品種等によって時期には違いがあります。)
1度目は種なしにするために行い、そして2度目は果粒を肥大化させるために行います。
2度目の処理をしないと果粒が成長しないため、手間がかかりますがこの作業は種なしぶどうには欠かせない作業になります。
自慢のぶどうを皆様にお届けできるよう、引き続き愛情込めて育てていきます。
2023年06月07日 13:00